独話的対話

モノログを通じてダイアログへ 不定期更新

「大学生活に関するアンケート」実施の経緯と今後について

1 前置きとしての日本の大学の現状 2 「無能」な大学教務 3 大学改革における大学職員 4 悩む学生・愚痴る学生 5 われわれは「政治」をすべきなのではないか 6 今後についてと、われわれが知っておくべきこと 1 前置きとしての日本の大学の現状 唐突ではある…

投票を棄権すること(あるいは棄権したこと)について

問題の所在 1 個人に対するメリット/デメリット 2 社会に対するメリット/デメリット 3 国民としての「ある種の義務」 4 選挙権と参政権の混同 5 現代日本における代議制民主主義の行き詰まり 結論にかえて――私が投票を棄権したことと、この文章を公表する…

小山田圭吾、のぶみ、小林賢太郎の東京2020オリンピックへの関与について

ここのところ議論が錯綜している、小山田圭吾、のぶみ、小林賢太郎(敬称略)各人の東京2020オリンピックへの関与について、①時代背景、②問題のフィクション/ノンフィクション性、営利性③問題についての当人の態度、④任命についての問題に分け、私なりに議…

ぼちぼち再開します

あっという間に最終更新から1年が過ぎようとしている。この1年はあまり他者と話す機会もなく、ひとりで考え込むことも多かったが、他者と接することなしにいいアイデアというのは浮かんでこないものだ。その代わり、ではないが、多少の本を読んだ。社会学、…

「独話的対話」の限界

個人的な話ではあるが、ここ2ヶ月ほど、自身の考え方に大きく影響を与えるような出来事がいくつかあった。いずれも僕にとっては喜ばしい出来事なのだが、自身のキャパシティの低さゆえ、まだこれらの出来事を受け止め切れていない。その影響もあって今はTwit…

ツイ禁(約1週間)を終えて

メモ程度に。○気付いたこと ・たくさんの時間をツイッターに奪われていた。主に電車など移動中、授業の休み時間。ツイッターは楽しいし勉強になる内容はなくもないけれど、絶対読書したりふつうに勉強したほうがいいし、少なくとも今は勉強すべき内容も多い…

部活動の話

そもそも、中高の部活動の大半が大規模な大会を伴う運動部(特に男子はそこに加入するのが当たり前となっている)というのが分からない。たしかに私怨も混じっているのでアレなんだけれど、いやなんで中高生にだけそんな過剰な運動を要求するの???と。大人…

信仰、往復

前回のおさらい。 believe666.hatenablog.com 人間が「節目」を必要以上に大切にしたり(あるいは文化人類学の視点で見れば恐れたり)、あるいは「節」を人工的に作り出したりしてきたのは、世界を「分かりやすく」するため、すなわち世界を特定の方法によって…

令和になりましたが?

とりあえずこのツイートから。 ついに令和になりましたね。ここで1つ結婚できない男性の特徴を上げると元号が変わっても何かが変わるわけじゃないし、そんなに騒ぐことか?と批判するタイプの人です。この手のタイプは何にでも批判的で女性に嫌われます。独…

ちょっと(?)思想が強いはなし

これに行ってきました。 別に僕が共産党員というわけではなくて、政治家の話を直接聞きたかったから。 僕は政治に関心があるし、関心を持たねばならないと思っている。なぜなら日本は民主主義国家だから。国民が関心を持たないと民主主義は成立しないと思う…

僕が間違っていたこと、勉強することと考えること/意識高い系と政治と分かりやすさ、自負

どこかで聞いた話、20代後半までに自分の考えの方向性が明確になればよいらしい。何によいのかは忘れたけど、とにかくよいらしい。それは逆に言えば、20代後半までは自分の考えがブレても構わないということだ。手のひらクルックルでもオッケーなのだ。とい…

代理出産について

どうしてもこれだけは広めたかった、というか、色んな人に知ってほしかったのだ。「応用倫理学」という分野があるが、ご存知だろうか? 現在、科学技術の発展によって、たくさんのことができるようになっている。また、特に近代以降、民衆でも様々な権利を主…

読書する人としない人

今回は僕の好きなものについて喋りたいと思う。つまり読書だ。僕個人について少し話すと、昔からの本好きだった。幼稚園から中学までは毎日のように読んでいたし、今は創作も含めて文章を書くようになった。 少なくとも、それが僕の土台になっていることは間…

血液型占い

僕は血液型占いが嫌いだ。 前回も嫌いなものについて喋ってしまったが、好きなものを喋るのは意外と苦手なんだなぁと気付く。 で、今回は血液型占いの話。占い全般にしようかと思ったが、どうしても霊的なものについて語ることが避けられなそうなので、それ…

テストと大会

僕は基本的に競争が嫌いだ。そのいちばんの理由は、本来の目的、目標を見失いやすいからだ。 アンダーマイニング効果とも違うだろうが、勝つことが目標になると、それを「楽しむ」という最も重要な部分が置き去りにされてしまう。競争のメリットは成長であり…

言語性・非言語性コミュニケーション

僕は、教育に非常に関心があるものの、子ども、特に小学校低学年が苦手だった。というか、むしろ嫌っていた。たぶん、きちんと理屈が通じないからイヤなのだろう。こうこうだからこうしてね、といっても分かってくれない、というのは、僕にとっては大きなス…

ブログの方針変更についてのお知らせ

前回の更新から3ヶ月が経とうとしている。不定期更新を宣言した瞬間からこれなのだから、それが僕という人間だ、と言うほかない。 というわけで、このままでは埒が明かないこと、教育というよりもっと広範に物事について考えるべきだと感じたこと、また、自…

初めの言葉と教育について

初めまして、まつうらと申すものです。 今まで考えてきたことを僕なりにアウトプットし、もっと色んなことを考えられるような人間になるため、ブログを開設しました。 初めの言葉に代えて、軽い自己紹介をしたいと思います。 僕は今、大学生として文学部に在…